テングチョウ Libythea celtis
何年か前、庭のエゾエノキに蛹の抜け殻を見つけた。蝶の蛹はたいてい保護色をしているので発見しにくいが抜け殻は白いのですぐ目につく。翌年エゾエノキが芽吹くころ越冬した母蝶が産卵しているのを目撃した。幼虫はシロチョウ科の幼虫に似ているが枝を叩くと糸にぶら下がって落下してくるところは蛾みたいである。10数年前に羽化したばかりの本種の大群を見たことがある。林道の廃トンネルの岩場に群れていた。あまりに大群だと採る気にならず見入ってしまうのはなぜか。羽化後群れるのは一時的でしだいに分散するという。
♂ 1990.6.18羽化