オオムラサキ Sasakia charonda charonda
♂ 1988.6.26羽化
♀ 1988.7.2羽化
庭に植えてあるエゾエノキはかなりの大木。直径40cmくらいはある。10年ほど前に袋がけして採卵し、幼虫は飼育小屋に植えてあるエノキに移動させて飼っていた。回収漏れの幼虫がエゾエノキで成虫になり飛び立っていった。庭には樹液が出るような大きな木はないので居着くことはないだろうなと思っていたらその後産卵に訪れるようになり自然繁殖するようになった。育った木に産卵する習性でもあるのだろうか? ちなみに約60mくらいの距離に樹液の出ているクヌギ林がある。しかしここ数年羽化後の抜け殻が激減している。 

体色が褐色になり、そろそろ木を降りる準備。  2005.11.10
3齢幼虫     2005.9.15
枯葉の裏で越冬。        2010.3.12
越冬後、幹で休憩。        2006.5.2
終齢幼虫         2006.6.10
2006年は飼育小屋でたくさん飼い過ぎてしまい、エノキが坊主になってきた。6、70頭の終齢幼虫を庭のエゾエノキに移して放し飼いにした。庭にはかなり鳥が来るので心配しながらも様子を見ていた。まるまる太った終齢幼虫は食われることもなく蛹化した。安心していたら蛹が次々に消えていった。鳥の餌食になってしまったらしい。葉表で堂々としている終齢幼虫よりも葉陰の蛹のほうが白っぽいので発見されやすいのだろうか? 無事羽化したと思われる蛹の抜け殻を探したら2つだけだった。鳥の餌食にならなかった蛹は友人にあげた。ここ数年抜け殻がやけに少ないと思っていたらほとんどが鳥の栄養になってしまっていたらしい。 
前蛹      2006.6.10
蛹(3日後には鳥の餌食に・・・) 2006.6.16
坊主になった飼育小屋のエノキはその頃には若葉を出していたのでまだ蛹化していなかった終齢幼虫を飼育小屋に移動した。飼育小屋内で羽化したものは放蝶した。教訓:放し飼いはダメである。卵の写真がなかったので8月に野外から♀を採集してきて採卵を試みた。
卵(人工採卵)       2006.8.14
1齢幼虫           2006.8.19
2齢幼虫           2006.8.29
九州産♂ 2004.7.8羽化
さすがに南方系。ケバさが違う。
袋がけ飼育
放し飼いで失敗したので2007年は袋がけで飼育した。¥100ショップで売っている洗濯ネットはチャックがついていてなかなか重宝する。